
よくよく考えてみると、BALIは7年ぶりだった。初めて海外に1人旅したのもBALIである。BALIの街並は変わっていた。7年間、私は何度も何度も頭の中でBALIの風景や出来事を思い浮かべていたので、最初UBUDについた時、現在のUBUDの他に、前回の思い出のUBUDがまだどこかにあるハズで、またあのなつかしい空間に行けるつもりでいたので、ここがUBUDなのだと気がついた時に、実は小さくショックを受けていた。でも、また今のUBUDもあっという間に好きになった。新しい出会いがあって、出来事があって、昔と変わらないBALI人の笑顔があって、やっぱり私はBALIが大好きだと思った。
かお
のっちもきあも居なくなり、一人になってから絵を描いた。この絵の原画は、前回UBUDで出会った友達の出産祝いに送ろうと思っている。Selamat Hari Raya Galungan & Kuningan!!
手紙の解説
人は旅をする。人と出会い、街の風景に触れ、自分自身も変わる。下手すると文体まで変わっちゃう。そしてそれを記憶に留めて帰るのである。けれどもありふれた日常の営みの中でその記憶は形を変えてしまう。理想郷とはあるいは人の心の中のみに生き続けるものなのかもしれない。
2001.10.30 kem
|